骨との結合性が高く、現在インプラント材料の主流になっています。
純チタンと同様に骨との結合性が高いです。
純チタンに比べると結合性は劣りますが、形状記憶の特性があり自由な形態に復元させることができます。
結合性は高いですが、感染に弱いといわれてます。
チタンは腐食しない安定した金属で、無毒であり発がん性もありません。
また、組織との親和性が高く、拒絶反応は全くと言っていいほどありません。
したがって、チタンは人工歯根としてのインプラントの材料として最適な性質を備えています。
少し前までに主流となっていた形で、板状の根っこの上に幹が生えているような形をしています。
板幅が薄く細いので比較的骨の狭い所に埋める事が可能ですが、力のかかる場所が集中してしまうため、破損や骨吸収が起きやすいという欠点があります。
現在主流のタイプで、インプラントの直径が先端にいくほど細くなり、文字通りネジのようなかたちをしています。
ブレードタイプに比べ埋め込む穴が小さくてすみ、骨との結合の強度が高く、安定した形です。
上部と下部が同じ形をした、ねじのついていない円筒型のインプラントで、スクリュータイプと共に現在良く使われる形です。
外見はスクリュータイプに似ていますが、中が空洞で側面にも複数の穴があります。
骨を削る量も少なく済みますし、インプラントの周囲や中までも骨が取り囲むので、骨との接触面積が広く、噛む力を効率的に伝えることが出来ます。